2014年10月5日日曜日

一発逆転模試(記述3)

構造計画について

① 建築物に採用した構造種別,架構形式及びスパン割りとこれらを採用した理由

聞かれているのは構造種別、架構形式、スパン割り それぞれ採用した理由を聞いています。

大体皆さん出来ていると思います。


ただ本番で減点されるかどうかは分かりませんが、

特産物販売所の無柱空間の大梁を鉄骨造や鉄骨鉄筋コンクリート造としているのに

そのことについて一切触れないのは如何なものかなと思いますよ。


このあたりの言い回しは毎年ほぼ変わらず出てくる所になりますので

模範解答例を丸々内容を覚えちゃうくらいの気持ちでいいんじゃないでしょうか。


続いて
② 特産物販売所を無柱空間とする構造計画について工夫したこと


無柱空間とする「構造計画」について工夫したことを聞いているのに

「無柱空間とするために大梁をSRC造とし、大スパンをとばす計画をした」

と言われても、それは構造計画なのか?と思います。

上の記述が減点されないなら

「無柱空間とするために大梁をRC造とし、大スパンをとばす計画とした。」

としても減点されないわけですよね。

RC造では大スパンを飛ばせない?

なぜSRC造ならRC造に比べて大丈夫だと思うの?


SRC造にするには理由があります。

鉄骨造でもプレストレストコンクリート造でも。

どういった理由でその構造を計画したのか説明してくれないと

施主は分からないと思いますよ。

また
「その大梁を受ける柱もSRC造とし、柱のサイズは800×800とした」

ってどうしてそういう構造計画にしたんですか?

耐震性に配慮したんですか?だったら耐震性に配慮しましたって言わないと。

安全に支持出来る様にしたんですか?だったらそう言わないと。

施工性に配慮して、架構が自立出来る様に計画したのであれば、そう言いましょう。

難しく考えないで下さい。簡単な説明でいいんです。工夫したって思うことがあれば。


自分が異なる構造を採用したのにはなにかしら理由があるんでしょうから

その何かもう一言が欲しいなという印象を受けました。



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