2014年4月25日金曜日

エスキスの流れ等

私のエスキスをウラ指導のペンギンさんが動画で解説しています → こちら

その節はお世話になりました。

みろくさんと私のエスキスの違いは余裕度をどこで検討するかという違いだけです。
個人的にはやっていることは同じだと思っています。

ウツワを用意して、階振りで各部門のボリュームを把握して、コマプランで全体ボリュームを落とし込み、倍コマで調整する。何人かのエスキスを拝見する機会があるのですが、みなさんこのあたりで悩んでいるような気がします。

私のエスキスで分からないことがあればコメントかメールしてみて下さい。

naranikki.seizu☆gmail.com(☆を@に)

でも本試験で試験元が求めているのは、エスキスのテクニック的な応用力ではなく、「そつなく時間内にまとめ上げ言葉で設計した建物を説明できる能力」だと思っています。

satoさんの「ラクしよう(楽勝)合格戦略」に同感する所多いです。

各予備校等で難しい課題にぶつかり色々翻弄されがちだと思いますが、どうか方向性を見失わないようにして下さい。基本的なプランニングも出来るしアクロバティックなプランニング出来る能力というのは応用力が抜群にあり素晴らしい能力だと思います。
だた本試験で試験元は「ではあなたはどのプランニングで私を納得させてくれるんでしょうか?」と聞いてくると思って下さい。納得させる力と応用力に相関関係はありません。





2014年4月17日木曜日

ターゲット面積は

○○㎡以上○○㎡以下です。中間値をとるようにプランニングするとか、出来る限り最大値を狙うとか、そのような考え方は自分のプランニングに余計な条件を付け加えるおそれがあります。確認すべきは余裕度です。ウツワにボリュームが収まるかどうかです。

感覚的には、自分のしたいプランニングはその許容値内床面積に収まるかどうか「だけ」を考えてプランニングするべきです。「シンプルな動線計画を許容値内に納める」ことが自分のプランニングの難易度を上げないコツです。

ターゲット面積がプランニングを決める要素であってはいけません。

2014年4月3日木曜日

余裕度2

収まるという感覚

①ウツワに対して、おのおのの居室に1.2の廊下係数をかけてボリュームを部門毎に出した数字と、トイレやコアのコマ数を想定で出した数字の合計が下回れば「収まる」

②ウツワに対して、おのおのの居室に1.2の廊下係数をかけずボリュームを部門毎に出した数字と、トイレやコアのコマ数を想定で出した数字の合計で割ったものが1.2以上あれば「収まる」

③ウツワに対して、おのおのの居室に1.2の廊下係数をかけずボリュームを部門毎に出した数字の合計で割ったものが1.3以上であれば「収まる」

突き詰めれば①~③は全て同じことをしています。

余裕度を意識したボリューム計算。

①は定型パターン ②は①と③どちらでもない変形パターン ③は私のオリジナル です。

あなたが「収まる」と思えば他でもやり方は自由。
あとは自分で少しアレンジを加えたら出来上がり。


(注)余裕度の値を大きくするために居室をいじめないように。